ネットワークビジネス 成功哲学 「挫折」

「挫折」

「挫折」と聞いてつらいことを思い出す人は大勢いるだろう。
私もそうである、何度も何度も悔しい思いをしたことがある。

ネットワークビジネスに出会ってからは、楽しい思いやいい思いをたくさんさせていただいた。しかしつらい思いをしたこともある。
私の経験だが、正しいことを誠実に続けているときは、楽しい思いをすることができた。逆に、つらい思いをするときは決まって、間違った努力をしてしまっていた時である。
挫折しそうな時もあったが、挫折は「間違いに気付くいいタイミング」なのだと気が付いた。

このように挫折することは必ずしも悪いことではないとわかる。
挫折をバネに次に同じ間違いを犯してしまわないようにすればいいのだ。
本当にいけないことは、ミスしてしまうことではなく、挫折して諦めてしまうことなのだと思う。

諦めが招いた悲しみ

諦めてしまったことでより深い悲しみに陥ってしまった例を聞いたことがある。
アメリカのゴールドラッシュの時代に金の鉱脈を掘り当てたが大損をした
ダーウィーの話である。

ダーウィーは一角千金を夢見て、コロラド州にある鉱山を掘った。
事前の地質調査もあり、彼は金の鉱脈を掘り当てた。
設備投資に資金がかかっていたが、すぐに初期投資分のお金は回収し、あとは儲けるだけだった。
しかし金が掘れなくなってしまった。ある程度のもうけは出したので、彼はその鉱山から撤退したそうだ。
そして採掘に使った道具や設備を屑物商に二束三文で売ってしまった。

すると今度はその屑物商は専門家に地質調査を依頼した。
専門家によると金はまだまだ残されているとのことだった。
屑物商が鉱脈に行き、かつて掘られた鉱脈を再度掘ってみると、
ダーウィーが掘った先わずか91センチのところにさらに大きな鉱脈があったそうだ。

諦めからの成功

ダーウィーはこうして、諦めなければ得ることができた巨万の富をみすみす逃してしまったのだ。

しかしそれでは終わらない。
「絶対に諦めない」ということを心に決めたダーウィーは
保険のセールスパーソンとなった。

ダーウィーはセールスに言ったら、断られそうになるたびに「絶対に諦めない。絶対に諦めない。」と繰り返して、業績を急速に上げたそうだ。やがて年間4億円を売り上げる優秀なセールスパーソンになったそうだ。

諦めないこと

このように、努力は、水の泡にも、巨万の富にもなる。
本当に大切なことは、諦めない心。
一度やると決めたことを一心不乱にやり遂げる精神なのだと思う。
大きな成功は敗北感の後にやってくるものなのだ。

このことはネットワークビジネスにも通ずる。
「諦めずに正しい努力を続けること。」
このことさえしっかり守っていれば、成功し時間的にも経済的にも余裕のある生活をおくることができるようになる。

私は全国のチームのみんなが諦めない限り、
一人一人のサポートを精一杯やりきろうと思う。