ネットワークビジネス 成功哲学 「執念」

執念の強さ

「執念」と聞いて、どんなことをイメージするだろうか。
「あきらめが悪い」「泥臭い」などと冷めた意見も多くあるだろう。

しかし、私は「あきらめが悪い」ということは、悪いことではないと思っている。
むしろ諦めてしまうことのほうが、よくないのではないかと思う。

ナポレオンが、「私の辞書には『不可能』の文字はない。」といったほど、不可能ということは、その人の意志に左右されるものだからである。

フォードが起こした奇跡

皆さんは、自動車王と呼ばれた、ヘンリー・フォードという人物をご存じだろうか。

フォードは、世界中に自動車を広め、今ある自動車産業の生みの親となった人である。
彼の作った「T型フォード」は世界的に有名である。
今でも「Ford」のブランド名で、有名であり、みなさんも一度は耳にしたことがあると思う。

フォードは、V8エンジンの開発を技師に依頼していた。
8個のシリンダーを使い、エンジンを作るわけだが、技師がフォードのアイデアをもとに、設計図を書いてみると、そのエンジンは理論上不可能であるということが分かった。

技師はそのことをフォードに伝えたが、フォードは「できるはずだ。必ず成し遂げよう。」と言って、信念を曲げようとはしない。

何度技師が試行錯誤を重ねても一向に、V8エンジンを実現させることはできない。
そのまま半年が過ぎ、一年が過ぎ、どれほど年月がたっても完成されることはなかった。しかしフォードは「とにかく何でもやってみるんだ。V8エンジンが完成するまでは、この仕事だけをしていればいい。たとえどれだけ時間がかかってもいいから、成し遂げてくれ!」と意志は揺るがなかった。

技師が、もう最後にしようと思い、フォードに何度目かの「理論上不可能です。」と伝えようとしたところ、フォードは「何としてでも成し遂げてくれ、私にはそれが必要なんだ。」と強い信念を持っていった。

するといったい何が生じたのか、技師たちは突如V8エンジンを完成させてしまったのである。

フォードの執念が成功を呼んだのである。

不可能に隠されたもの

このように、「不可能だ」と思っていることが、不可能になっている理由なのだと思う。

何度も何度も、試行錯誤を重ねることによって、不可能の中に隠された、成功の秘訣を見出し、それを活用すれば、世の中に「不可能」なことなど無いようにも思う。

「執念」の強さが、「夢を叶える強さ」なのである。

成功者のまねをする

私たちのチームでは、すでにノウハウが確立されており、それを活用してすでに成功している方が大勢いる。
しかもそのノウハウは、時代に左右されない普遍的なものなのだ。
それに加え、インターネットも活用していくことが出来るので、これからのネットの時代ではより強力なチームとなっていくことだろう。

せっかくチャンスを掴んだのだ。
このチャンスを、どんどん活かしていける人間に私はなりたい。
そのためには、執念深く、諦めることなく進んでいかなければならない。
いつの日か、年齢や性別、居住地などに関わらず、多くの人の人生をより良いものに変えられる人間になる。